ニュース その他製造 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066689
中華経済研究院(中経院、CIER)が3日発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は56.5で前月比1.5ポイント上昇し、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を7カ月連続で上回った。上昇幅は4月以来で最大。中経院は、世界経済の回復に伴い輸出が好転したためで、台湾経済の回復傾向を示していると説明した。4日付工商時報などが報じた。
6大産業別の9月PMIは▽電子・光学、62.5(前月比5.2ポイント上昇)▽電力・機械設備、56.8(5.6ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、52.5(2ポイント上昇)▽交通設備、51.8(2.9ポイント下落)──が50を上回り、▽基礎原材料、48.3(2.1ポイント下落)▽食品・紡織業、47.3(14.3ポイント下落)──は50を下回った。
9月PMIを構成する主要5項目は▽新規受注▽生産▽雇用▽サプライヤー納期▽原材料在庫──の全てで前月比上昇し、50を上回った。
非製造業総合指数(NMI)は51で前月比1.5ポイント下落した。中経院は、住宅の購買意欲の低迷が続いているほか、中国人観光客の大幅減少により宿泊・飲食業が不振だったと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722