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ソーラーテック、10月稼働率7割に改善へ


ニュース その他製造 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066690

ソーラーテック、10月稼働率7割に改善へ

 太陽電池価格は9月中旬に過去最低を付けた後、中国の国慶節連休向けの調達で半月で5~10%反転上昇し、メーカーの受注量も増え、厳しい中で明かりが見えた格好だ。太陽電池メーカー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)は、生産ライン稼働率が10月中に70%へと、現在の50%から改善するとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。

 ただ、同社は中国の国慶節連休以降の市況は依然慎重な観察が必要で、変化があれば直ちに対応する考えも示した。一方で、同社の高効率多結晶PERC電池が、中国の太陽電池技術のアップグレード計画である「領跑者計画」向けに需要が確実に高まっていると説明した。

 なお、同社の9月売上高は、太陽電池オファー価格が低迷したことで、前月比22.8%減の4億4,900万台湾元(約14億7,000万円)と、3カ月連続での減収となった。春節(旧正月)のあった2月よりも低い数字となった。