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国際企業誘致フォーラム、66社が1660億元投資意向


ニュース その他分野 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066696

国際企業誘致フォーラム、66社が1660億元投資意向

 経済部主催の「全球招商論壇(国際企業誘致フォーラム)」が3日、台北国際会議センター(TICC、信義区)で開催され、外国企業66社が今後3年間で台湾に1,660億台湾元(約5,400億円)を投資すると表明した。うち蔡英文総統が打ち出す「5大創新(イノベーション)計画」関連産業への投資額が全体の約6割を占めた。なお66社のうち、既に20社が経済部と投資意向書(LOI)を交わしており、投資額は1,050億元に上る。4日付経済日報が報じた。

 今回のフォーラムで台湾への投資意欲を表明した外国企業のうち日系企業は、半導体分野で日立ハイテクノロジーズやSCREENホールディングス、軍事分野で住友精密工業などが出資する航空機用アルミニウム合金鋳物部品メーカー、天陽航太科技(アビオキャスト)などがある。

 日立ハイテクノロジーズは半導体製造装置に関するソリューション開発に投資を行う。SCREENホールディングスは台湾に半導体製造装置の研究開発(R&D)センターを設置する計画だ。アビオキャストは台湾における航空機用アルミニウム合金鋳物部品や、砂型鋳造部品の生産を拡大する。