ニュース その他分野 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066697
新竹科学工業園区(竹科)の企業による第3四半期の解雇者数は計611人で過去7四半期で最多となった。このうち発光ダイオード(LED)や液晶パネルを含む光電産業が412人で67.4%を占め、前期比で倍増した。4日付経済日報が報じた。
光電産業の解雇者が大幅に増えたのは、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)が親会社の晶元光電(エピスター)に吸収合併されたためで、これにより竹科の8月の解雇者数は同月で過去最多の334人に達した。
また南部科学工業園区(南科)の第3四半期の解雇者数は310人で、全体の87.4%を光電産業が占めた。明基友達集団の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)が9月に212人解雇したのが影響した。なお統計は台湾人の解雇者数のため、太陽電池最大手の茂迪(モテック・インダストリーズ)が9月に実施した外国人労働者約200人の解雇は含まれない。
中部科学工業園区(中科)では今年初めに光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)が60人、2月に達鴻先進科技(CANDO)が520人を対象に行った以外、大量解雇は実施されていない。また同園区では、台湾積体電路製造(TSMC)、矽品精密工業(SPIL)、マイクロン・テクノロジーの生産拡大などにより、9月末現在の就労者数が3万8,000人と年初から5,000人増加した。
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