ニュース 社会 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066699
台中市で9月30日に開館式が行われた台中国家歌劇院(ナショナル台中シアター)で建物の設計を担当した日本の建築家、伊東豊雄氏(75)が祝辞を述べる機会を与えられなかったことが批判を浴びている。
開館式では陳建仁副総統、林佳龍台中市長、鄭麗君文化部長、国家表演芸術中心(国家パフォーミングアーツセンター)の陳国慈董事長の4人が祝辞を述べたが、設計者の伊東氏に祝辞を求めなかったことをめぐっては、礼を失したとの指摘が相次いだ。
伊東氏は蘋果日報の取材に対し、歌劇院の完成を「娘を嫁に出す気分」と形容し、祝辞を述べられなかったことについては「依頼がなかったというだけだ。台湾の友人に最も深い感謝を表明できることを最も望んでいる」と述べた。
インターネット上では「多くの政治家があいさつしておきながら、設計者が壇上に立つ時間がないというのは大笑いだ」といった批判が出た。台中国家歌劇院は「批判を謙虚に受け入れる」とするコメントを出した。
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