ニュース 政治 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066700
李登輝元総統は3日、中山大学(高雄市)にこのほど発足した「李登輝政府研究センター」の除幕式に出席し、「3回目の政権交代を経て、台湾の主体性を強化する必要がある。憲政改革は最善の方法であり、総統に権限ばかりで責任がない問題や、中央への権力集中、税収の分配不均衡などの問題を変革できる」と述べた。4日付自由時報が伝えた。
李元総統(左)は、蔡英文総統については、自らの考えがあり、自分は手助けできないと語った(中山大学リリースより)
同センターは中山大社会科学学部と李登輝基金会が共同で設立したものだ。
李元総統は「センターは台湾で初めて元総統の政策、思想を研究する機関であり、センターが南向政策のシンクタンクとなることや、米ハーバード大のケネディスクールと同様、公共政策の指導者を養成する場となってもらいたい」とあいさつした。
李元総統はまた、「大腸がん手術を受けた後、2つのことを考えるようになった。誰が総統に当選しても国家は経済発展で試練に直面する点と、台湾政治の発展における改革の方向だ」と述べ、問題解決の鍵を見つけるため、台湾各地を回る「生命の旅」を行い、自分の任期中に行った民主改革が既に困難な状況に陥っていることに気付いたと述べた。
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