ニュース 電子 作成日:2016年10月5日_記事番号:T00066705
発光ダイオード(LED)メーカーが年初来、製品全体に占める従来型青色LEDの割合を引き下げている。LED最大手の晶元光電(エピスター)は年内に従来型青色LEDの割合を6割以下に下げる見通しだ。新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は全盛期の8~9割から既に5~6割に引き下げている。5日付工商時報が報じた。
あるLEDメーカーは、従来型青色LEDは多くが照明やテレビ用バックライトに使用されていると説明。中でもLED照明は応用先として45%を占めるが、価格低迷がLEDメーカーの負担になっているという。一方で、青色LEDの新たな応用先であるフリップチップ(FC)やチップスケールパッケージ(CSP)などは粗利益率が比較的安定しているため、注力するに値すると説明した。
エピスターは、今年下半期にFCとCSP向けの割合が既に10%を超えたと明かした。CSPはテレビやハイエンドスマートフォンのフラッシュライトへの採用が相次いでおり、来年主流になる可能性があるとみている。
ジェネシスもFCやCSPに注力し、自動車用ライトや価格の安定した商業用照明、スマホのフラッシュライト向けを強化している。
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