ニュース 電子 作成日:2016年10月5日_記事番号:T00066707
電子ペーパー最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は4日、患者に看護データを提供するサービスを手掛ける宏達国際電子(HTC)の健康医療事業部、および医薬品のパッケージ・ソリューション分野で世界をリードするイタリアのパラディオグループと、薬ケース(ピルケース)に電子ペーパーとモノのインターネット(IoT)を使ったデータ利用と分析技術を統合し、患者が医師の指示通りに薬を服用できるシステムを開発することで提携すると発表した。5日付工商時報が報じた。
元太科技が開発した、スマートフォンと連携するピルケース用スマートタグは、個別の患者に関する情報を表示、送信することが可能で、これを利用したピルケースを使うことで患者は「薬の残量」「服用時間の通知」「服用した薬と服用時間の記録」といった機能が利用できるという。
またHTCも、薬の服用データを記録し、治療の結果などの情報を知ることができるアプリを開発。患者は同アプリを通じて医師や看護師とコミュニケーションが取れるほか、処方薬の補充も行うことができるという。
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