ニュース 電子 作成日:2016年10月5日_記事番号:T00066708
5日付工商時報によると、電子機器受託生産大手の和碩聯合科技(ペガトロン)は、マイクロソフト(MS)、ソニー、アップルといった主要顧客からの来年向け受注が大幅に増加しており、各事業部に対し、工場内の倉庫などを活用して生産ラインを2割増やすよう指示したとの観測が出ている。さらに来年は新工場の建設も検討しているとみられる。
ペガトロンはここ数年の受注規模拡大に伴い、中国で上海市、蘇州市(江蘇省)、昆山市(同)、重慶市に生産拠点を構えているが、既に拡張の余地がない状態とされる。
なお市場関係者は、ペガトロンにとってMSとソニーからの受注が来年の成長のけん引役となると指摘している。ペガトロンは現在、MSからタブレット端末「Surface(サーフェス)」、ハイエンド・ノートPC「サーフェスブック」、据え置き型ゲーム機「Xbox One(エックスボックス・ワン)」の生産を受注。ソニーからは9月に発売されたゲーム機「プレイステーション4(PS4)」の新モデル、および上位モデルで11月発売予定の「PS4 Pro」を受注している。
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