ニュース 医薬 作成日:2016年10月5日_記事番号:T00066714
衛生福利部(衛福部)が美容医療の広告キャラクターとして芸能人を起用することを禁止し、芸能界などから批判が集まっていた問題で、衛福部は4日までに起用禁止の対象を個人事業主のモデルやネット有名人、医者に拡大した。5日付蘋果日報が報じた。
衛福部の石崇良・医事司長は、新規定を公告する前に説明が足りなかったと認め、来週13日に医療、芸能団体などと話し合い、2週間以内に改正規定の草案を再度公告すると表明した。その上で、美容医療クリニックの手術や治療を実際に受けた人を体験共有という形で広告に起用することはできるが、治療歴がないと調査で判明した場合、クリニックや医療器材業者に5万~25万台湾元(約16万~80万円)の罰金を科すと説明した。
台湾形体美容整合医学会(TAAMS)は、新規定は医療法を無視した越権行為であり、移行措置がないため医療業界に大打撃を受けると批判した。同学会では400人以上の医者が新規定実施の先送りを求める請願に署名しており、今週衛福部に提出する予定だ。
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