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商品のCO2排出量、太平洋そごうが算出基準策定


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月5日_記事番号:T00066716

商品のCO2排出量、太平洋そごうが算出基準策定

 百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は4日、環境保護署(環保署)が開催した、商品やサービスの原材料調達から廃棄、回収までに排出される二酸化炭素(CO2)の量を表示する仕組み、「カーボンフットプリント(CFP)」に関する成果発表会において、百貨店・小売業界向けCFPの製品種別算定基準(PCR)を発表した。業界各社は同基準に基づいてCO2排出量を算出し、環保署認定のCFPラベルに記載して商品に表示することが可能となる。5日付工商時報が報じた。

 太平洋そごうは昨年9月、台湾の百貨店・小売業界で初めて環保署からCFPラベルの認定証書を取得。その後、台湾の業界全体が利用できるPCRの策定を進めた。

 同社はまた、各店舗で小学生を対象に環境教育を行ったり、今年の中秋節(旧暦8月15日)前に天母店(台北市士林区)で農業問題や食品問題の改善を主眼とする社会的企業(ソーシャル・ビジネス)、「農社企」と共同でバザーを開催するなど環境保護事業に注力している。