ニュース 電子 作成日:2016年10月6日_記事番号:T00066735
鴻海精密工業傘下の電子部品メーカー、広宇科技(パン・インターナショナル)はシャープから光電部品を、金属筐体の乙盛精密工業(ESON)はテレビ用部品の受注を獲得するなど、鴻海のシャープ買収による傘下企業への恩恵が拡大している。6日付経済日報が報じた。
観測によると、鴻海精密工業によるシャープへの買収が決まった今年上半期、鴻海傘下企業の幹部の多くが日本を訪問し、鴻海がグループ内で手掛ける製品の供給によるシャープの調達コスト引き下げについて協議を行ったとされる。
さらに広宇科技、ESONのほか、産業用コンピューター(IPC)メーカー、樺漢科技(エノコン)の朱復銓総経理も先ごろ、「鴻海、シャープと連携してインタラクティブ製品やPOSシステム(販売時点情報管理)を含むマーケティング・システムを開発し、シャープブランドで販売する」と発言しており、積極的に受注獲得に取り組んでいるとみられる。
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