ニュース 電子 作成日:2016年10月6日_記事番号:T00066736
市場調査会社、トレンドフォースが5日発表した予測によると、グーグルのクロームOS(基本ソフト)を搭載したノートパソコン「クロームブック」の2016年出荷台数は、宏碁(エイサー)が150万台(市場シェア14%)で前年比16%減と、上位5社で唯一の前年割れとなり、昨年の2位から4位へと順位を下げる見通しだ。6日付工商時報などが報じた。
トレンドフォースの予測によると、首位は昨年と同じくデルで前年比42%増の280万台(シェア27%)。2位のHPは220万台(シェア22%)で41%増、3位の聯想集団(レノボ)は180万台(シェア18%)で159%増と、大幅成長でエイサーを追い抜く見通しだ。5位は華碩電脳(ASUS)で前年と変わらず、90万台で108%増と予想した。クロームブック市場全体は1,020万台で36%増、ノートPC市場全体は1億5,600万台で5.1%減の予測だ。
トレンドフォースの王靖怡アナリストは、エイサーは14年にクロームブック市場で首位に立ったが、昨年デルに首位を奪われ、今年はレノボが多機種を発売し、販促キャンペーンを強化したことで打撃を受けたと分析した。
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