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安価なフェイスパックに効果なし、成大が研究


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月6日_記事番号:T00066744

安価なフェイスパックに効果なし、成大が研究

 成功大学工程科学科と関連業界はこのほど、台湾で市販されている安価なフェイスパックは、水分、防腐剤、香料以外の成分が少なく、化粧水や水を直接塗布した場合と効果に大差はないとする研究結果をまとめた。6日付聯合報が伝えた。

 成功大の林裕城特聘教授らはこのほど、市販のフェイスパックの材質、価格などを分析した。その結果、価格は安い方から不織布、ゲル、ファイバーシルク、生物繊維の順で、最も一般的な不織布パックの場合、粘着性が低い上、揮発しやすく、水分が蒸発した後にはむしろ顔面の水分を吸収し、皮膚がかえって乾燥しやすいと指摘した。

 一方、最も高価な生物繊維製のパックは吸着性と吸収性が優れているが、自然環境下で培養するため、雑菌が多く、皮膚アレルギーを引き起こしやすい欠点があるという。