ニュース 政治 作成日:2016年10月6日_記事番号:T00066752
総統府の黄重諺報道官は5日、11月にペルーの首都リマで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に宋楚瑜・親民党主席を特使として派遣すると発表した。
宋主席は6日の記者会見で、蔡総統が自身を任命したのは最大の誠意で、大陸側がこれを受け入れなければ、両岸(中台)の平和的発展はあるのかと訴えた(6日=中央社)
蔡英文総統は「宋主席は豊富な学識、経験、人脈があり、わが国の全方位的な発展状況を国際社会に正確に伝え、我が国のAPECにおける影響力を実質的に促進できる」と人選理由を説明した。宋主席には娘の宋鎮邁氏が同行する。
6日付聯合報によると、宋主席の派遣方針は既に中国側にも通告済みとされるが、蔡政権の発足後、台湾に対する圧力を強める中国は既に公開、非公開を問わず、宋主席と対話や接触は行わない方針を固めたもようだ。中台はこれまでAPECの場で胡錦濤前国家主席や習近平国家主席が台湾側の代表と接触してきたが、中国は今回宋主席を冷遇するとみられる。
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