ニュース 電子 作成日:2016年10月7日_記事番号:T00066764
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は6日、高雄市の楠梓加工出口区(輸出加工区)の第2園区で新工場「K24」に着工した。モノのインターネット(IoT)、ウエアラブル(装着型)端末、車載用の最新技術製品向けのパッケージング・テスティングを行う。投資額は140億台湾元(約460億円)2018年末の完工後、年産額は最大115億元を見込む。地上8階建て、地下2階建てで、延床面積は2万坪だ。就業機会1,800件の創出を見込む。7日付工商時報が報じた。
K24工場は、雨水の再利用システムを設けるなど環境保護に配慮している(6日=中央社)
羅瑞栄同社総経理は、今後もIoT用などの需要に対応すべく、生産能力の拡大や技術開発に注力し、世界の半導体業界に対する影響力を強めたいとの考えを示した。
また同社と矽品精密工業(SPIL)による、両社を傘下に収める持ち株会社新設計画については、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の審査は早ければ今月19日に通過するが、封止・検査業界の首位と2位の連合は影響が大きいため、遅れる可能性もあるとの見方を示した。外部からは、遅れたとしても年内には認可を受けられるとの見方が出ている。
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