ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年10月7日_記事番号:T00066769
賀陳旦交通部長はこのほど、75歳以上の高齢者の自動車運転免許更新に、身体検査と認知機能テストでの合格を義務付ける制度を来年7月から導入する方針を示した。58万人が影響を受ける見通しだ。7日付自由時報が報じた。
ただ、高齢の運転手に突出して事故率が高いというデータは得られていないため、今回の方針は議論を呼んでいる。これについて賀交通部長は、「高齢運転者に対する管理強化は国際的な流れ」と説明したほか、交通事故死亡者の中で高齢運転者は歩行者に次いで2番目に多く、こうした運転手に自身の体力や認知機能の状態を認識させる必要があると語った。
一方で交通部公路総局は、過去に事故を起こしたり、重大な交通違反を犯した高齢者のみに適用する可能性もあるとの見方を示している。
なお同局は今年5月から台湾全土で高齢運転者に対し、任意で身体検査と認知機能テストを実施。これによると身体検査(視力・視野、聴力、四肢活動能力など)の合格率は約68%、認知機能テスト(時間認識、記憶力、判断力など)は約70%だった。
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