ニュース 電子 作成日:2016年10月11日_記事番号:T00066795
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の9月連結売上高は266億100万台湾元(約875億円)で、前月比6.1%増、前年同月比15%減だった。9月の大型パネル出荷枚数が1,035万枚で前月比1.5%減、中小型は1,894万枚で10.1%減といずれも減少したものの、価格上昇が増収を導いた。8日付工商時報が報じた。
第3四半期連結売上高は744億8,500万元で前期比11.5%増、前年同期比16.1%減。大型パネル出荷枚数は3,033万枚で前期比11.1%増、中小型は6,093万枚で10.7%増だった。
第3四半期にテレビ用パネル価格は40%近く上昇。IT製品用は10~20%上昇し、TN方式の4インチWVGAディスプレイ半製品が9月初旬の1.7~1.8米ドルから同月末には3米ドルと6割以上上昇するなど、上昇幅はロー~ミドルエンド用製品向けで特に大きかった。
中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)の9月売上高は28億6,800万元で前月比26.2%増、前年同月比127%増となった。中華映管(CPT)は37億4,400万元で前月比8.8%増、前年同月比5.5%減だった。
9月下旬~10月上旬にかけて39.5インチが6%、43インチが5%上昇するなど価格上昇が続いており、パネルメーカーは10月も増収が期待できそうだ。
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