ニュース その他分野 作成日:2016年10月11日_記事番号:T00066807
台湾で働く外国人ホワイトカラーの数は過去7年間、増加を続けており、昨年末に初めて3万人を突破。今年8月現在で3万61人となっている。出身国・地域別では日本と米国が最多。業種別では語学学校講師など教育関係が25%と最大比率を占め、これに製造業の20%が続いている。10日付工商時報が報じた。
なお行政院主計総処関係者によると、就業ビザ許可件数の種別では専門職・技術職が最多の1万7,000人、語学学校講師・学校教師が7,000人となっている。
専門職・技術職の外国人は2004年時点で1万1,000人だったが、政府の規制緩和に伴い年々増加を続けている。今年8月現在の業界別比率は製造業が3割で最大、卸売・小売業の2割がこれに続いている。
一方、台湾のホワイトカラーが働きたい海外の国・地域としては日本と米国がトップとなっているようだ。給与条件が台湾を上回っているほか、市場が成熟していること、生活環境が優れていることが台湾の専門職にとって「憧れの地」となっている理由と求人求職情報サイト大手、1111人力銀行の李大華副総経理は指摘する。
ただ求人求職サイト大手、104人力銀行の統計によると、中国・香港・マカオでの就業機会が近年、一貫して年間1万1,000件を超えているのに対し、日米での就業機会は400件未満にとどまっており、夢の実現は「狭き門」のようだ。
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