ニュース 電子 作成日:2016年10月12日_記事番号:T00066821
光電科技工業協進会(PIDA)の統計によると、台湾の上半期タッチパネル生産額は720億1,700万台湾元(約2,360億円)で前期比48.5%減とほぼ半減した。前年同期比でも21.5%減だった。PIDAの陳逸民アナリストは、スマートフォン市場の飽和、価格競争の激化、液晶パネルメーカーによるタッチパネル生産への参入などを理由に挙げた。12日付自由時報が報じた。
タッチパネルメーカーは第2四半期、軒並み損失を計上した。最大手の宸鴻集団(TPKホールディング)の純損失は24億9,900万元、大手の洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)の税引前損失は3,637万元に上った。
また、TPKは9月連結売上高が87億200万元で前月比13.4%減、前年同月比32.45%減となった。鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)の9月連結売上高は82億9,700万元で前月比29.9%増だったものの、前年同月比では30.2%減となった。下半期は需要期にもかかわらず、厳しい状況が続きそうだ。
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