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作成日：2008年4月10日_記事番号：T00006683
「両岸開放は段階的に進める」、馬次期総統
馬英九次期総統は９日掲載の英フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）のインタビューで、中台間の開放政策を段階的に進める意向を明らかにした。発言には、中台関係の改善が急速に進むという過度の期待を冷ます意図があるとＦＴは分析している。10日付経済日報が報じた。
馬次期総統は、「直航チャーター便と大陸（中国）の観光客以外の開放措置は、まだスケジュールが決まっていない」と指摘。「大陸当局と協議して決めていきたい」と語った。
今週12日に中国海南省で開かれる「博鰲（はくごう）アジアフォーラム」年次総会に蕭万長次期副総統が出席することについては、「大陸の指導者と信頼関係を築いてほしい」と期待を示した。また、自身による中国訪問や中国の政治指導者との会談は、可能性を否定した。
