百貨店業界の週年慶（創業祭）セールが、10月下旬より台北市信義区エリアに舞台を移す。新光三越百貨４館と微風広場（ブリーズセンター）の信義・松高の２店は、20日～11月14日にセールを開催する。12日付工商時報などが報じた。
新光三越の台北信義新天地では、ルイ・ヴィトン、シャネルの海外ブランドを含む業者200店がセールに参加。化粧品は280万セットを用意する。提携クレジットカードやアプリ会員カード利用で、還元率は15％以上となる。期間中の売上高は56億5,000万台湾元（約190億円）と、前年同期比１％増を目指す。
微風信義は、１日当たり6,000元の消費でレクサスのハイブリッド車（ＨＶ）、CT200hが当たる抽選券プレゼントのキャンペーンが目玉だ。還元率は最高19％をうたい、キャロンの香水などが入った福袋も用意する。微風松高でも１日に3,800元の消費で韓国・現代自動車（ヒュンダイ）のヴェルナ（日本名・アクセント）が当たる抽選に参加できる。期間中の売上高目標は２館合わせて12億1,000万元だ。
微風広場の本館と微風南京は９月14日からきょう12日までセールを開催。微風集団（ブリーズグループ）の廖鎮漢董事長は、売上高が約２％伸びたと話した。
