交通機関のインテリジェンス化について意見交換する国際会議「第23回ＩＴＳ世界会議」がオーストラリアのメルボルンで開かれ、台湾高速鉄路（高鉄）が産業功労賞部門で「殿堂入り」を果たした。12日付中国時報が報じた。
王政務次長（左）は、今後も輸送機関のスマート化を推進していくと抱負を述べた（高鉄リリースより）
高鉄は今回▽列車運転管理▽安全・緊急事態管理▽乗車券予約サービス▽乗客サービス▽旅行情報サービス──の５分野でスマート化を推進し、便利で快適かつ安全なサービスを提供したことが評価された。
11日に開かれた授賞式には高鉄の鄭光遠執行長、台湾交通部の王国材政務次長（次官）らが出席。鄭執行長は「今回の受賞に全従業員はこの上なく興奮し、栄誉を感じている」とあいさつした。
