ニュース 社会 作成日:2016年10月14日_記事番号:T00066893
タイのプミポン国王(88)が13日死去し、蔡英文総統は同日、談話で哀悼の意を表明した。自由時報電子版などが伝えた。
生前のプミポン国王。在位70年4カ月は世界最長だった(中央社)
蔡総統は「70年にわたり、英知と仁愛による指導の下、プミポン国王はタイ国民に愛され、タイを安定した形で現代国家へと導き、国際社会の尊敬を集めた」などと指摘した。総統府の黄重諺報道官は、外交部にタイ国民に哀悼の意を伝えるよう指示したことを明らかにした。
タイは1975年に中国と国交を樹立し、台湾と断交したが、プミポン国王は断交前の1963年には台湾を訪問し、蒋介石元総統とも会見している。
一方、台湾は今年8月からタイ人に対するビザ免除措置を取ったが、観光業界はプミポン国王死去に伴うタイ情勢の変化に神経を尖らせている。
交通部観光局の劉喜臨副局長は「過去のクーデターの経験からいって、タイ情勢が不安定な時期にはタイ人の台湾への旅行意欲も減退する」と述べた。中華民国旅行商業同業公会全国聯合会の李奇岳広報は「短期的には台湾人のタイ旅行にも影響を与えそうだ。政局の安定が鍵だ」と指摘した。
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