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作成日：2008年4月10日_記事番号：T00006701
明基の携帯、泰金宝に初めて生産委託
明基電通（ＢｅｎＱ）が自社開発し、初めて新金宝集団傘下の泰国金宝電子（カルコンプ・エレクトロニクス）に生産を委託した携帯電話端末、「Ｔ60」が今月または来月にも発売される。明基は今後も引き続き、自社開発の携帯を泰金宝に生産を委託する可能性がある。10日付電子時報が伝えた。
明基の洪漢青台湾区総経理によると、同社は携帯電話端末の販売を、電信業者と提携して行う戦略に転換、今年は台湾で18万台の出荷を目標としている。第１四半期は約３万5,000台を出荷、第２四半期は５万台を超える見通しだ。
同社は昨年９月に佳世達科技（Qisda）と分社、当初は携帯電話の生産のほとんどを佳世達に委託していたが、今年第２四半期からは、第３世代（３Ｇ）携帯を中国の中興通訊（ＺＴＥ）に委託するなど、他社への発注を増やしている。
