24日付経済日報がインド紙エコノミック・タイムズの報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団（フォックスコン）インド事業代表のジョシュ・フォルガー氏は23日、シリコンバレーのハイテク企業のサプライチェーン戦略に応じ、来年インドでの事業規模を拡大すると明らかにした。
フォルガー氏は「アップルのような企業はインド市場に注力する必要がある」とも述べており、市場関係者は、アップルはインドでのスマートフォンiPhoneの販売拡大を目指し、次世代機種を鴻海のインド工場で生産するとみている。
鴻海はインドに６億米ドルを投じアップル製品の組み立て工場を建設、既に試験的な製造を進めており、2017年第４四半期に量産を開始するとの観測が浮上していたが、同社は関連の観測にノーコメントとしている。
