ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年10月28日_記事番号:T00067122
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は27日、11月の台湾域内向け価格を1トン当たり1,500~2,000台湾元(約5,000~6,600円)引き上げた。上げ幅は2.11~3.03%で、3カ月ぶりの値上げだ。28日付工商時報が報じた。
台湾域内向けの300系熱延ステンレス価格は1トン当たり2,000元、3.03%引き上げ6万6,800元に、300系冷延価格は1,500元、2.11%引き上げ7万2,500元となった。400系価格は各製品とも1,500元引き上げた。また、輸出価格は80~100米ドル引き上げた。
YUSCOは、値上げは原料価格上昇が主因と説明した。フェロクロム価格は30%上昇し、ステンレススクラップ価格も上昇している。中国メーカーは、10月のステンレス価格を1トン当たり約1,000人民元(約1万5,500円)引き上げた。
ステンレス大手、唐栄鉄工廠もきょう28日に発表する11月台湾域内向け価格を引き上げるとみられている。
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