睿能創意（Gogoro台湾）は28日、高性能の電動スクーター「Gogoro S」を発表した。価格は12万3,000台湾元（約40万9,000円）で、政府の補助金を受ければ最低９万8,000元で購入できる。11月中旬に納車を開始し、「Gogoro」と合わせて月間2,000台の販売を目指す。29日付工商時報が報じた。
陸学森（ルーク・ホラス）執行長。「Gogoro S」は黒が基調のデザインだ（同社フェイスブックより）
Gogoro台湾は、「Gogoro S」は停止状態から時速50キロメートルに達するまで3.7秒と、「Gogoro」より0.5秒短く、高性能125ccスクーターに負けないと説明。電動スクーターは遅いというイメージを払拭し、若者を中心にアピールする。
同社は11月26日まで、台北市忠孝東路四段に「Gogoro S」の体験店を設置している。多くのイベントを開催し、販売を促進したい考えだ。
