ニュース その他製造 作成日:2016年11月2日_記事番号:T00067176
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.5で前月から2ポイント下落した。中経院の呉中書院長は、8カ月連続で「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を上回っており、景気反転の兆しはないと述べた。2日付工商時報が報じた。
10月PMIを構成する主要5項目のうち、▽新規受注、55(前月比4.3ポイント下落)▽生産高、55.7(4.2ポイント下落)▽サプライヤー納期、52.7(1.3ポイント下落)▽雇用、56.3(0.6ポイント下落)──が下落した。中経院は、電子・光学業界でアップルの新型スマートフォン、iPhone7シリーズ向けの出荷ピークを過ぎたためと指摘した。一方、原材料在庫は52.7と、0.3ポイント上昇した。
業種別では、▽電力・機械設備、49.3(前月比7.5ポイント下落)▽電子・光学、56.5(6ポイント下落)▽交通設備、51(0.8ポイント下落)──が下落し、▽化学・バイオ医療、54(1.5ポイント上昇)▽基礎原材料、53.8(5.5ポイント上昇)▽食品・紡織業、52.4(5.1ポイント上昇)──は上昇した。
非製造業総合指数(NMI)は前月比1.6ポイント下落して49.4となり、5カ月ぶりに「景気後退」に転じた。
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