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作成日：2008年4月11日_記事番号：T00006718
瑞利、中国での投資拡大を決定
板金大手の瑞利企業は10日の董事会で、海南瑞利（海南省海口市）の利益を開封瑞利（河南省開封市）の640万米ドルの増資に充て、さらに武漢瑞利（湖北省武漢市）の工場設備拡充に320万米ドルを追加投資することを決議した。11日付経済日報が報じた。
瑞利によると、海南瑞利は主に海南マツダの新車組み立てを行っており、昨年の利益は１億2,000万台湾元（約４億円）を超えた。開封瑞利は海南マツダの開封工場設立に合わせて設置を決めた軽自動車組み立て工場を建設している段階。早ければ今年第４四半期には稼働できるとしている。武漢瑞利は金型の製造を主とし、同じく今年第４四半期に初の出荷を行う予定で、今年は損益均衡を達成する見通しだ。
瑞利は董事会で昨年の業績について、域内ＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）市場は理想的とは言えなかったが、北米市場の開拓に進展がみられ、さらに中国での利益も安定したとしている。売上高は前年に比べほぼ倍増の35億8,200万元となったと報告した。
