台湾最大の旅行業界の展示会、台北国際旅展（台北インターナショナル・トラベルフェア、ＩＴＦ）が７日閉幕した。主催した台湾観光協会によると、４日間の期間中の来場者は前年同期比3.67％増の延べ36万1,701人で、過去最高となった。８日付工商時報が伝えた。
人気ホテルのブース前には長い行列ができた（ＩＴＦリリースより）
特に高級ホテルの宿泊券や、食べ放題、カップル向けなどの食事券が人気を集めた。老爺酒店集団（ホテル・ロイヤル・グループ）は前年同期比70.9％増収となり、他の大手の販売額も▽香格里拉台北遠東国際大飯店（シャングリ・ラ・ファーイースタンプラザホテル台北）、47％増▽福華大飯店（ハワード・ホテルズ・リゾーツ・スイーツ）、17.6％増▽台北君悦酒店（グランドハイアット台北）、15％増──と好調だった。晶華麗晶酒店集団（ＦＩＨリージェントグループ）は４％増にとどまったものの、会場とオンライン販売を合わせて１億3,000万元を売り上げた。寒舎餐旅管理顧問集団も前年並みの１億2,000万元を売り上げた。
