交通部観光局が７日発表した観光統計によると、今年１～９月の訪台外国人旅行者は延べ791万6,000人で、前年同期比4.84％増だった。蔡英文政権発足を境に中国人ツアー客が大幅に減少し、観光客のうち最大割合を占める中国人旅行者は287万人と7.7％減少したものの、２位の日本人旅行者が18.2％増の135万8,000人に達するなど、他国・地域からの旅行者が大きく増えて全体を押し上げた。８日付自由時報が報じた。
日本以外からの旅行者では、香港・マカオからが延べ118万4,000人で前年同期比5.9％増だったほか、東南アジアからは11.1％増の107万4,000人で、同期としては初めて100万人を突破した。▽米国▽カナダ▽フランス▽ドイツ▽イタリア▽オランダ▽英国──など欧米諸国からの旅行者数も、軒並み同期の過去最高を記録した。
