ニュース 電子 作成日:2016年11月9日_記事番号:T00067298
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が6日発表した10月連結売上高は前月比0.7%増、前年同月比4.3%増の304億4,200万台湾元(約1,000億円)で、過去1年1カ月で最高となった。パネル出荷枚数は減少したものの、価格が上昇したため増収を維持した。9日付工商時報が報じた。
10月の大型パネル出荷枚数は940万枚で、前月比4.8%減だった。中小型パネルは1,159万枚で、10.9%減だった。しかし、50インチ、55インチ、65インチの大型パネルのオファー価格が10米ドル上昇。中小型も5~10米ドル上昇したことで出荷減を補った。第4四半期末までにテレビパネル価格はさらに10~15%上昇する見通しで、AUOおよび群創光電(イノラックス)は同期、2桁台の増収が予想されている。
中小型液晶パネルメーカーも10月は好調だった。瀚宇彩晶(ハンスター)の10月連結売上高は前月比11.3%増、前年同月比140.7%増の31億9,000万元で、過去約5年で最高となった。中小型パネル出荷枚数は4,183万1,000枚で前月比31.8%増、前年同月比70.6%増。大型は19万4,000枚で、前月比4.1%減、前年同月比145.6%増だった。
中華映管(CPT)の10月連結売上高は42億3,300万元で、前月比13.1%増、前年同月比2.3%増だった。中小型パネル出荷枚数は3,594万枚で前月比3.8%減、前年同月比9.1%増。大型は8万4,000枚で前月比0.9%増、前年同月比36.2%減だった。
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