ニュース 電子 作成日:2016年11月10日_記事番号:T00067335
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した10月連結売上高は280億6,400万台湾元(約940億円)で、前月比5.5%増、前年同月比5.1%減だった。大型パネル出荷枚数が971万枚で前月比6.3%減、中小型も1,865万枚で1.5%減だったが、パネル価格上昇が増収につながった。1~10月連結売上高は2,257億7,000万元で、前年同期比27.7%減だった。10日付工商時報が報じた。
同社は先の業績説明会で、第4四半期の出荷枚数は大型・中小型とも4~6%減、平均販売価格(ASP)は大型が2桁上昇、中小型が4~9%上昇との予測を示していたが、10月実績はそれに沿ったものとなった。
第4四半期通期の出荷は、テレビ用が40インチ以上を中心に好調が続く予測だ。ノートパソコン用、モニター用はクリスマスシーズンに向けた需要期で価格が堅調に推移しており、利益改善が見込める。モバイル製品用は、中国でスマートフォン向け需要が強く、受注見通しは立っているものの、出荷枚数は前期より減少する見通しだ。
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