ニュース 商業・サービス 作成日:2016年11月14日_記事番号:T00067394
尾牙(忘年会)シーズンを控える中、観光ホテル業者によると、今年は不景気の影響で企業の会場予約が例年より遅く、多くの企業が忘年会や新年会(春酒)を行うかためらっている状況だ。13日付工商時報が報じた。
あるホテル業者は、ハイテク企業や金融業者が大規模な忘年会を開催する一方で、多くの顧客が忘年会を開催しないことを決めたほか、開催する企業の一部は卓数を例年より減らしたと説明。また、会社全体でなく部門別の忘年会開催に切り替えた企業や、現金給付で済ます企業もあるという。さらに、コストを削減するため例年のように金曜日や土日でなく、会場費が比較的安い平日の開催にしたり、洋風のビュッフェスタイルから中華料理の円卓形式に変更した企業も増えた。
新北市新荘区に大型宴会会場「頤品大飯店」を持つ雲朗観光(FDCホテルズ&リゾーツ・グループ)の丁原偉総経理は、部門別の忘年会開催に切り替えたのは従来型産業や中小企業に多いと説明。ただ同社は夏休みシーズンから企業に対し付加価値型サービスの営業を強化していたため、受注は安定していると強調した。
台北晶華酒店(リージェント台北)の呉偉正・飲食副総裁は、館内のビュッフェレストラン「栢麗庁(ブラッセリー)」や館外のタイ料理レストラン「泰市場(スパイスマーケット)」では例年、忘年会1回当たりの規模は50人以上だったが、今年は35人に減少したと明らかにした。
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