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液体ろ過装置の旭然国際、雲科第2工場が稼働


ニュース その他製造 作成日:2016年11月17日_記事番号:T00067467

液体ろ過装置の旭然国際、雲科第2工場が稼働

 液体ろ過装置メーカーの旭然国際(フィルトラファイン)は16日、雲林科技工業区(雲科)第2工場を稼働した。ハイエンド薄膜フィルターの生産が中心で、12月にハイエンド膜素材の量産を開始する予定。年産額は6億台湾元(約21億円)と既存の雲科第1工場の1.5倍を見込む。17日付工商時報が報じた。

 旭然国際の何兆全総経理は、雲科第2工場稼働により、ろ過装置と消耗品の生産能力が向上し、納期を短縮できるほか、膜素材生産の垂直統合による生産コスト削減が期待でき、来年は大幅な業績成長が見込めると話した。

 何総経理によると、雲科第2工場は今年第2四半期にボイラー・圧力容器に関する米国機械学会(ASME)の認証を取得しており、今後は米国、東南アジア、中東産油国の発電、石化産業向けに高圧ろ過装置などの輸出増が期待できるという。