アジアでインターネット広告事業を展開するアドアジアホールディングス（本社・シンガポール、十河宏輔社長）は29日、台湾支店の設立を発表した。資本金は500万台湾元（約1,760万円）。中国や香港進出への足掛かりとなる戦略的拠点との位置付けで、2017年に50人の人員体制を整え、同社の広告プラットフォームの導入企業数500社を目指す。
同社は、台湾のインターネット広告市場は大きく、支店設立により動画広告サービスに対する大きな需要を取り込めると説明した。今後は、新規の広告主や媒体社の開拓を進める。
同社はシンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナムに進出しており、多くの広告主より、台湾を含む中華圏への展開に要望を強く受けていたと説明した。
