ニュース その他分野 作成日:2016年12月28日_記事番号:T00068234
国家発展委員会(国発会)が27日発表した11月の景気対策信号総合判断指数は前月比2ポイント上昇の26ポイントで過去2年2カ月の最高だった。輸出や製造業が貢献し、景気対策信号は5カ月連続で安定を示す「緑」が灯った。28日付工商時報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち、輸出額変動率と製造業販売量指数変動率が「黄青(後退傾向)」から「緑」に改善した。機械・電機設備輸入額変動率は「黄赤(過熱傾向)」で変わらず、▽M1B(現金通貨と預金通貨)変動率▽株価指数変動率▽工業生産指数変動率▽製造業営業気候測験点──は「緑」、▽非農業部門の就業者数変動率▽卸売・小売・飲食業売上高変動率──は「黄青」のままだった。
先行指数である領先指標は100.31ポイントで前月比0.06%下落した一方、一致指数の同時指標は104.39ポイントで前月比0.94%上昇し、9カ月連続の上昇となった。
国発会は、半導体メーカーの先進プロセス投資や、年末年始や春節(旧正月、2017年は1月28日)の個人消費の見通しを好感している。ただ、米国のトランプ次期政権の経済政策や、英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響が不確定要素と指摘した。
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