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富陽光電、薄膜太陽電池を試験生産


ニュース その他製造 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006844

富陽光電、薄膜太陽電池を試験生産

 
 中環(CMCマグネティクス)グループ傘下の太陽電池メーカー、富陽光電は16日、台湾メーカーとして初めて、薄膜太陽電池モジュールの試験生産を行うと発表した。7月から量産を開始する予定。17日付聯合報が伝えた。

 富陽は年間生産能力を40メガワット(MW)から1ギガワット(GW)にまで拡充する計画。今年の受注は満杯で、すでに2009年以降の受注を開始しているという。今後は生産ラインを拡張し、エネルギー変換効率を50%引き上げ、年産能力を100MW以上に拡大することが目標だ。

 薄膜太陽電池は、聯華電子(UMC)傘下の聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)が現在12.5MWの生産能力を持つほか、大同集団傘下の緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)が早ければ第4四半期にも8.5世代薄膜太陽電池の量産に入る予定。初期の生産能力は30MWで、製品面積は台湾最大となる。