損害保険業界団体、中華民国産物保険商業同業公会（産険公会）の統計によると、2016年の損害保険業界の保険料収入は前年比7.24％増の1,451億台湾元（約5,300億円）で、過去最高となった。昨年１月からの新車買い替え時の貨物税（物品税）減免措置によって新車販売台数が過去11年で最高となり、任意保険加入が前年比２割以上増えたためだ。13日付工商時報が報じた。
統計によると、自動車保険の保険料収入（強制保険を含む）は9.1％増加した。医療保険は12％増、火災保険、賠償責任保険なども軒並み増加した。
保険会社別では、富邦産物保険が331億元で首位。２位以下は▽国泰世紀産物保険（キャセイ・センチュリー・インシュアランス）、197億元▽新光産物保険、156億元──と続いた。
