ニュース 電子 作成日:2017年1月20日_記事番号:T00068625
アップル製品の動向分析で定評がある凱基証券投資顧問(KGIインベストメント・アドバイザリー)の郭明錤アナリストによると、鴻海精密工業傘下のシャープは今年第3四半期から、アップルのノートパソコン「MacBook(マックブック)」にIGZO(酸化物半導体、イグゾー)パネルを供給し、出荷枚数は200万~300万枚と、マックブックの15~20%を占めるとみられる。これにより同じく鴻海傘下でシャープのディスプレイの後工程を手掛ける業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)が恩恵を受ける見通しだ。20日付経済日報が報じた。
また、郭アナリストによるとアップルは今年、シャープに対するタブレット端末「iPad」のディスプレイ発注割合を30~40%へと、前年の15~25%から大幅に引き上げるもようだ。
iPadの出荷台数は今年、タブレット市場の縮小により10%ほど落ち込むとみられる。シャープのiPad向けディスプレイ価格引き上げと出荷増により、GISのiPadに関連する売上高は前年比プラスになるとみられる。
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