ニュース 電子 作成日:2017年1月20日_記事番号:T00068626
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)グループ傘下のアルミ電解コンデンサーメーカー、凱美電機(ジャミコン)は19日、チップ抵抗器の台湾2位、大毅科技(TA-Iテクノロジー)株の公開買い付け(TOB)を実施し、最大で同社株式の45%を取得すると発表した。成功すればヤゲオグループはチップ抵抗器業界における世界最大手の地位をより安定させることになる。20日付工商時報が報じた。
凱美電機の計画によると、TOBの実施期間は即日~2月23日午後3時30分で、買取価格1株当たり24.76台湾元(約90円)。プレミアムは23.49%、取得費用は最大19億5,700万元となる。
凱美電機の翁啓勝総経理は、日本の大手コンデンサーメーカーの研究開発(R&D)費は年間20億米ドルに上るが、台湾メーカーは売上高でさえこの水準には達しておらず、厳しい状況にあると指摘。価格競争を仕掛ける力もなく、台湾同業が団結する以外に策はないと強調した。
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