ニュース 電子 作成日:2017年1月23日_記事番号:T00068652
アップルは20日、モバイル端末用半導体大手の米クアルコムが独占的な地位を利用し、同社から他の携帯電話ブランドよりも5倍高い特許料を徴収していたとして、10億米ドルの返還を求めて連邦地裁に提訴した。これを受けて証券会社は、アップルへのチップ供給でインテルとともに、インテルから生産を受託する台湾積体電路製造(TSMC)も恩恵を受ける可能性があると指摘した。
クアルコムは昨年末、韓国公正取引委員会から独占禁止法違反で8億9,000万米ドルの罰金処分を受けたが、アップルによると、同社が捜査に協力したことが処分につながったことを理由に、クアルコムは「懲罰」として10億米ドルの返還を拒否しているという。
ただクアルコムは、アップルの訴えに対し「双方の合意を故意に曲解している」と反論している。
なおクアルコムは今月17日、米連邦取引委員会(FTC)からも反競争的行為を働いたとして連邦地裁に提訴された。
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