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iPhoneのインド生産、ウィストロンが主要パートナーか


ニュース 電子 作成日:2017年1月23日_記事番号:T00068653

iPhoneのインド生産、ウィストロンが主要パートナーか

 21日付経済日報がブルームバーグの報道を基に伝えたところによると、電子機器受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)は、アップルによるインドでのスマートフォン「iPhone」生産計画で、主要な受託生産メーカーに選ばれるもようだ。

 ウィストロンは南部カルナータカ州ベンガルール(旧バンガロール)でiPhoneの組み立てを行う予定で、アップルは、鴻海鴻海精密工業など他の受託生産業者への発注は需要に応じて行う構えとされる。

 アップルは今週25日、インド政府と同計画で交渉を予定しており、15年間にわたる生産設備や部品の関税減免措置や、中古iPhoneのリニューアル・再輸出への認可、通関検査の簡易化などを求めるとされる。ただ、消息筋によると、アップルはインド側が要求をすべて受け入れるか否かにはこだわらない姿勢だという。

 インド当局は、今回アップルが求めている水準の優遇を他メーカーに認めたことはなく、仮に要求が通った場合、既にインドに工場を構えているサムスン電子や小米科技(小米、シャオミ)も同等の優遇措置を受けられるようになる可能性がある。