ニュース 家電 作成日:2017年1月23日_記事番号:T00068656
鴻海精密工業傘下のシャープは20日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)地域向け家電製品(白物家電・AV機器)の開発強化のため、中国・広東省深圳市に研究開発(R&D)センターを設立したと発表した。昨年12月に設立したシャープの中国事業の統轄会社「夏普科技(深圳)」内に設立した。鴻海の研究・開発拠点に隣接しており、グループのリソースを最大限に活用して相乗効果を狙う。
研究開発センターが入る夏普科技の社屋(シャープリリースより)
21日付聯合報によると、敷地面積は3万3,000平方メートル。鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、同センターは深圳の富智康集団(FIHモバイル)龍華園区にある築20年の旧工場を改築したもので、シャープの最新技術とFIHの製造力を結集して、よりスマートな白物家電を開発すると表明した。
シャープは海外事業の拡大に注力しており、中でも中国とASEAN市場での事業拡大を最重点課題としている。夏普科技の藤本俊彦会長は、同センターと世界販売拠点の力を結集することで、シャープの海外事業拡大に大きな強みをもたらすと説明した。
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