ニュース 電子 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068678
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)の蔡篤恭董事長はこのほど、昨年下半期以降、DRAMの応用分野が従来のパソコンやモバイル端末から、超高解像度4Kテレビやバーチャルリアリティー(VR)、グラフィックカードに拡大したことで需要が増大しているほか、NAND型フラッシュメモリー市場でもメモリーメーカーの生産・販売戦略の調整や製造プロセス転換などにより供給不足となっていると指摘。今回の不足状況は少なくとも今年上半期いっぱい続くとの見通しを示した。
なおパワーテックの昨年の連結売上高は前年比13.7%増の483億4,400万台湾元(約1,740億円)、平均粗利益率は2.3ポイント上昇の21.6%、純利益は20.4%増の48億3,500万元で過去6年間の最高を記録した。
洪嘉鍮同社総経理は、世界経済の景気回復傾向は2019年まで続くとの見通しを示し、消費力が上向くことで末端製品の出荷量も増加してメモリーやロジックICの封止・検査需要も高まるため、今年も好業績が期待できると語った。
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