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コンパル、スマートウオッチ受注拡大へ


ニュース 電子 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068681

コンパル、スマートウオッチ受注拡大へ

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)はこのほど、ブランド時計「フォッシル(Fossil)」の腕時計型ウエアラブル(装着型)端末(スマートウオッチ)を受注した。昨年段階で既に50万~60万個を出荷し、今年は120万個の出荷を見込む。24日付経済日報が伝えた。

 コンパルはさらに、グッチ、ルイ・ヴィトン、プラダ、マイケル・コースなどのブランド業者とも商談を進めており、スマートウオッチの受注を拡大したい意向だ。生産は昨年専用生産ラインを増設した中国江蘇省の昆山工場で行っている。

 ブランド物のスマートウオッチの平均売価は2万~10万台湾元(約7万~36万円)で、組み立て受注メーカーは粗利益率8~10%を確保できるため、収益性向上を後押しすると期待される。

 24日付工商時報によると、資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は、今年のスマートウオッチの市場規模が前年を27.6%上回る1億2,000万台にまで成長するとの見方を示した。