ニュース その他製造 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068684
タイヤメーカー、泰豊輪胎(フェデラル)の中壢工場(桃園市中壢区)で17日に起きた大規模火災で、周辺住民が気管支炎、アレルギーなどの症状で医療機関を相次いで受診しているため、衛生福利部中央健康保険署(健保署)は同社への代理賠償請求を行うことを検討している。24日付聯合報が伝えた。
健保署による代理賠償請求が実施されれば、火災の煙による健康被害では初のケースとなる。健保署による代理賠償請求は、過去に八仙水上楽園での音楽イベントで起きたカラーパウダーによる粉じん爆発事故や高雄市中心部での連続爆発事故で例がある。
今回の火災では工場内にあったタイヤ19万本が燃えたことで周辺の大気汚染を招き、桃園市政府環境保護局は同社に空気汚染防制法(大気汚染防止法)違反で罰金200万台湾元(約720万円)の行政罰を下している。桃園市政府も市民による損害賠償請求を支援するため、2月10日まで物証の提出などを受け付けている。
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