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ホテル5カ所、温泉の要件満たさず


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068687

ホテル5カ所、温泉の要件満たさず

 行政院消費者保護処(消保処)が昨年10月から11月にかけ、台湾各地で温泉施設24カ所の安全規範検査と水質検査を実施したところ、有名ホテル・温泉施設5カ所で水質が温泉の要件を満たしていないことが判明した。24日付蘋果日報が伝えた。

/date/2017/01/24/11hotel_2.jpg消保処は、温泉マークのある業者を利用するよう呼び掛けた(23日=中央社)

 温泉としての水質基準を満たしていなかったのは、▽水美温泉会館(台北市北投区)▽北投老爺酒店(ホテルロイヤル北投、同)▽大板根渡仮酒店(グレート・ルーツ・フォレストリー・スパ・リゾート、新北市三峡区)▽台中日光温泉会館(台中市北屯区)▽龍谷観光温泉飯店(ドラゴン・バレー・ホテル・アンド・スパ、同和平区)──の5カ所。

 消保処によると、これらホテルでは温泉水を貯水槽に貯める際、温泉成分である硫黄分や炭酸水素イオンなどが沈殿し、上部のみを取水した結果、温泉成分が基準に達しなかったとみられる。消保処は改善指導を行い、期限内に改善が見られない場合には温泉標章を取り消す方針だ。