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小売・飲食業の16年売上高、過去最高【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068689

小売・飲食業の16年売上高、過去最高【図】

 経済部統計処が23日発表した小売業の2016年売上高は前年比1.9%増の4兆968億台湾元(約14兆7,000億円)、飲食業は3.6%増の4,394億元で、ともに過去最高を更新した。統計処は、今年の個人消費も安定的に成長すると予測した。24日付工商時報が報じた。

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 小売業の昨年12月売上高は3,668億元で、前月比2.5%増、前年同月比2.1%増だった。うち総合商品小売業が前月比1%減、前年同月比4.6%増の1,042億元で、全体を押し上げた。総合商品小売業のうち、百貨店は週年慶(創業祭)セールなどで前年同月比4.4%増の308億元、コンビニエンスストアはクリスマスや年越しで4.2%増の256億元、スーパーマーケットは出店拡大、ポイントキャンペーンの効果で12.2%増の174億元と好調だった。また自動車・バイク業は、新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置で新車販売が好調で、前月比0.9%増、前年同月比4.3%増の566億元だった。

 飲食業の昨年12月売上高は、前月比10.7%増、前年同月比6.4%増の382億元だった。レストラン業がクリスマス、尾牙(忘年会)などで、前年同月比7%増の321億元、飲料店業は4%増の44億元だった。

 一方、卸売業の16年売上高は9兆5,451億元で、前年比1.9%減だった。昨年12月売上高は8,567億元で前月比1.5%増、前年同月比2.5%増だった。半導体、メモリー、液晶パネルの販売好調が続き、機械器具業は前月比1.4%減、前年同月比2%増の3,370億元。自動車・バイク業は前月比1.4%減、前年同月比15.2%増の530億元だった。